経済的DVとは何か?お金を湯水のように使われた我が家の体験談

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生活費をくれないとか、生活費の使い方のチェックが厳しいとか。自分はお金がなくて、何年も美容院へ行けてないのに、夫は毎晩飲み歩いているとか。
お金って、生きるためには絶対に必要だし、それが無いとなると生存の危機と言ってもいいと思います。

今日は、経済的DVについてと、我が家の体験談と、元夫がお金を湯水のように使った理由についてまとめてみました。

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DV離婚DV別居での経済的DVってどういうこと?

冒頭にも書きましたが、
・必要な生活費をくれない
・必要な生活費をくれなから足りなくなるんだけど、それを言うとネチネチ嫌味を言われる
・それでも、生活費がもらえない
・もらえても少額で、結局足りない
・お金の使い方を、細かくチェックしてくる
・仕方なく、自分で稼いだお金は生活費に回すしかなく、自分のためには自由に使えない
・働くことを制限する
・仕方なく、独身時代の貯金を切り崩す。または、借金する。
・夫は、結構、お金を自由に使っている
・夫は、勝手に多額のお金を使う
・夫が借金する
・夫が収入を秘密にして明かさない
・理由なく働かない
といった被害が考えられます。

ここでポイントなのは、夫は結構リッチにやっているのに、妻(と子ども)はかつかつの生活になっているということです。家庭内の貧富の差が激しいという感じです。

夫は、自分のためにはお金を使うし、何だったら飲み会でおごったりもしてたりする。ケチってわけじゃない。妻に対してだけ、極端にケチになる。

これは、いったいどういう理由からなんでしょうか?

夫が妻を支配したい、コントロールしたいと思っているからだと思います。それが、無意識だとしても。

私は、人生で一度だけ、お金がなくてピンチで借金をしたことがあります。
それは、引越しをした時でした。引越し前のマンションの部屋に、ネズミが出てまして。ネズミが壁に穴をあけていて、敷金だけでは修理費がまかなえなくて、20万円くらい必要になりました。でも、当時、20万円すら払う余裕はありませんでした。

元夫が、銀行でローンを借りようとしても、収入が低いということで借りられませんでした。それで、私が、銀行でローンを借りました。働いている本人が借りられないのに、専業主婦は借りられるって変ですよね。

で、その借金を返すあてはなくて、困り果てました。その時、元夫は、知らん顔でした。
ううう、恨みがこみ上げてきた。

結局、入っていた貯蓄型の医療保険の一部を解約して、なんとか借金を返しました。

お金がないって、大変だ。二度と、借金なんてしたくない。と、思いました。

お金って、生きるすべそのものじゃないですか?
それを、もらえないとなると、生きられないってことだと思うんです。

経済的DVを受けているということは、目には見えない形で、生きることを否定されているんだと思います。お金による支配が、延々と続くわけです。

身体的DVとは別の意味で、生きるか死ぬかの問題ではないでしょうか。

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DV離婚DV別居でお金を湯水のように使われた我が家の体験談

我が家の場合は、元夫が多額のお金を勝手に使う経済的DVでした。

持っていた(転職で遠方にいたので住んではいなくて、賃貸に出していた)マンションのローン返済が厳しくなったので、売却しました。幸い、高値で売れたので、利益が出ました。

この売却益を当て込んで、お金を湯水のように使い始めました。
ひと月のクレジットカードの支払いが、合計で200万円ちかくになって、私は怖くなりました。そんな調子で使われたら、すぐに借金生活になってしまいます。

しかも、元夫は、自分が多額のお金を使っている感覚がありませんでした。そして、何に使ったのかも、教えてくれませんでした。

元夫は、もともとは、経済観念のしっかりした人でした。学生時代から、奨学金を毎月積み立てしたり。働いて余裕ができたら、投資信託に積立したり。欲しいものはある程度買うけど、こつこつ貯めることも大事にする人でした。それが、一転したんです。

お金がない=生活できない=路頭に迷う
恐怖でした。

元夫がお金を湯水のように使った理由を考えてみた

まず、ベースに、お金に対する飢餓感があると思います。

幼少期に父親を亡くしていて、お母さんが子ども3人を女手ひとつで育て上げたという家庭です。お母さんは自営業で、やりくりは大変だったと思います。当然、贅沢はできなかったわけです。

別居してから、「子ども時代に貧乏で買えなかったから、天体望遠鏡が欲しかった」と言ってました。

でも、高校時代の、こんなエピソードを面白おかしく話してもくれたものです。実家がある街から、JRの新快速で1時間半かかる街まで、ママチャリで往復したらしいです。

友だちは、ちゃんとしたサイクリング車だったそうですが、ママチャリでも恥ずかしくなかったし、むしろ楽しかったと言ってました。
元夫らしい話だと思っています。

それから、SNSで、私の知らない人たちと繋がるようになったことも理由の一つだと思います。

多分ですが、そこで、
・働いてない妻を下に見るという価値観
・元夫がが稼いで頭金を払ったマンションを売った利益は、元夫が全部使ってもいいという価値観
・刹那的にお金を使うことは、楽しいことだという価値観なんかを、身に着けてしまったのではないかと予想しています。

でも、そういう人たちって、お金があるうちは寄ってくるけど、お金が無くなったら去っていきます。

元夫は、「結局、わかってくれたのはお前だけだったな」と、離婚後、ぽつりと言ってました。今頃わかっても、遅いんじゃい。

いやー、SNS怖いですよ。

経済的DVとは何か?お金を湯水のように使われた我が家の体験談まとめ

経済的DVによって、お金に不自由することから、生活基盤を整えられなくなると思います。

専業主婦やパートタイマーなどで、収入がなかったり、少ない場合、「私が悪いのかな?」と思ってしまうこともあるかも。でも、夫婦は協力し合うもの。そんな理由で、お金に困るのっておかしいと思います。

我が家の場合は、元夫が湯水のようにお金を使うようになり、私は危機を感じて、お金を持って逃げました。
経済的DVを受けている方は、通帳も夫が管理しているケースが多いかと思います。

その場合、お金を持って出るのは難しいですよね。

公的シュエルターは無料で入れますし、母子生活支援施設も安くで利用できます。
しばらくは生活保護で暮らしながら、仕事を探す方法もあります。

お金がなくては生きていけない。

一人で抱え込まないで、何度も繰り返しますが、婦人相談や女性センターに相談してみて欲しいなと思います。

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