DV離婚での弁護士の探し方とかかった費用はいくらか体験からまとめる

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弁護士。自分の人生には、まったく無関係な存在だと思っていました

が、DV離婚の際には、お世話になりました。弁護士さんなしでは、財産分与の調停は、あんなにスムーズにいかなかったでしょう。

でも、弁護士に頼むとなると、費用が心配ですよね。私もでした。

今日は、DV離婚での弁護士の探し方と、かかる費用についてまとめてみました。

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DV離婚での弁護士の探し方

「離婚」とか、「DV 離婚」と検索すると、沢山の法律事務所のホームページやブログが見つかります。どこがいいのか、どう違うのか、私にはさっぱりわかりません。

一般的に、弁護士相談は、最初の1回(30分)は無料となっているようです。その後は、法律事務所ごとに違うと思いますが、30分で5,000円位だと思います。30分なんて、あっという間に過ぎてしまいます。

インターネットで探す方法もあると思いますが、私の場合は、その方法は使えませんでした。

私は、何の心構えもなく、危ないなと思って警察を呼び、そのままシェルターへ行ったので、前もって法律事務所や弁護士さんについて調べることができませんでした。

それで、シェルターにいた間に、自治体の婦人相談の方と、女性センターの担当の方とが相談してくれて。私の住む自治体の役所の、無料法律相談の窓口にパンフレットを置いている法律事務所へ行ってみることになりました。

弁護士さんを探すなら、夫の住所地の近くか、自分の住所地の近くの法律事務所がいいと思います。どちらかだったら、夫の住所地の近くがいいと思います。

というのは、離婚調停も財産分与や慰謝料の調停も、夫の住所地(申し立てられた側)の家庭裁判所で行われるからです。もし、法律事務所とその家庭裁判所が遠いと、弁護士さんの交通費の他に、日当が必要になるようです。

私の場合は、元夫の住所地の近くの法律事務所の弁護士さんにお願いしたので、日当は必要ありませんでした。だから、いくら位なのか、全くわかりません。

でも、契約書には、日当の欄がありました。契約時に、「家庭裁判所が近いので、日当は必要ないですから」と言われました。

あと、友だちの友だちに、離婚を専門にしている弁護士がいます。最初は、その人に頼もうかとも思っていました。
でも、直接の面識がないということで、婦人相談員さんと女性センターの担当の方に反対されました。

弁護士さんのあてがない人は、役所の法律相談の窓口のチラシやパンフレットを探したり。婦人相談員さんや、前もって相談に行っている女性センターで、弁護士捜しを手伝ってもらうといいと思います。

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DV離婚・法テラス系だったので3回までは無料相談でいけた

法テラスというのを、ご存知ですか。各地にあって、弁護士費用が比較的安く設定されていて、分割払いにも対応してくれる組織です。

利用には、
・収入が少ない
・預貯金が少ない
という条件があります。

元夫の住所地の近くの法テラスでは、3回までは無料で相談できるみたいでした。

私の場合は、収入は障害者年金だけなので、条件に当てはまりました。でも、家の財産を持ち出していたので、預貯金がありました。だから、法テラスの利用はできませんでした。

ただ、私がお世話になった法律事務所は、その地域の弁護士不足を解消するために作られた事務所でした。だから、半分は法テラスのような感じでした。

実際、無料相談も、3回してもらえましたし、時間も1時間くらいずつ取ってもらえました。これが、普通の法律事務所だったら、無理だったと思います。

DV離婚の財産分与調停費用はいくらかかったのか

私がお世話になった法律事務所は、かなり格安だと思います。

というのも、入っている雑居ビルは、便のいい所にあるものの、かなり年季の入ったものです。弁護士さんの服装も、持ち物も質素です。

私は、学生時代に、法律事務所でアルバイトをしていたことがあります。おそらく、かなりの利益があったんだと思います。
弁護士の先生は、それなりのものを持ってました。それに、その事務所は、後々、すっごく立派なビルに立派な事務所を構えました。

こういうところとは、無縁な感じの法律事務所でした。

弁護士費用には、
1.着手金
2.実費
3.成功報酬
の3つがあります。

実費は簡単で、切手代とか、交通費とかです。私の場合は、元夫からの荷物をこちらに送ってもらう時の郵送料などもありました。

着手金は、15万円(税抜き)でした。これは、私に預貯金がなかったら、もっと安くなったそうです。

成功報酬は、一般的には1割と言われています。慰謝料などをもらえた場合は、その1割が成功報酬になります。

私の場合は、財産分与の調停だけで、慰謝料の請求はしていません。それで、事務所の規定で、調停だけで解決した場合は、着手金と同額を支払うことになりました。

まあ、合計、税抜きで30万円です。プラス実費です。高いと言えば高いけど、自分ではできなかったし。荷物の預かりをしてもらえたから、ある程度のものは私の手元に来たし。

写真が来てないのは、とても残念だけど。

DV離婚の場合は、夫と接触したら危険なので、弁護士さんに頼む方が安全だと思います。言ってしまえば、30万円で、元夫と縁を切ることができたわけです。

しかも、前にも書いたように、実際に調停の行われる家庭裁判所には行かず、電話で出席できたわけですし。

安全に縁を切るためのお金だった。と、割り切るしかないです。
もったいないけど・・・

もし、慰謝料がもらえたら、成功報酬を払わないといけないと思います。

DV離婚での弁護士の探し方とかかった費用はいくらか体験からまとめるのまとめ

DV離婚での弁護士捜しは、婦人相談員さんや、女性センターの助けを借りるといいと思います。

私は、多分、弁護士費用が安くすんだと思います。
税抜きで、30万円と実費でした。

弁護士費用は、法律事務所によっては違うかもしれません。最初に、よく確認してくださいね。

あと、「この人は信用できる」と思った人にお願いするようにした方がいいと思います。

余談ですが、私の担当弁護士さんは、いざ調停という段になった時に、産休に入られました。それで、急きょ、同じ事務所内の別の弁護士さんにお願いしました。
まあ、そんなこともあります。

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