DV離婚DV別居での引越しは、夫に住所を知られないようにしなくてはならないですよね。そこが、普通の引越しとは違うところです。住所が知られてしまっては、元も子もないですから。
今日は、夫に新住所がバレないように引っ越す方法と、私が夫在宅で引っ越した方法についてまとめてみました。
DV離婚DV別居で引越しする方法
これは、私がシェルターにいた時に、女性センターで教えてもらった方法です。
今はDVという言葉も、割と広く知られるようになってきたと思います。
それで、引越し屋さんも、考えてくれるようになったんですね。DV被害から逃げるための引越しであることを、前もって伝えておくと、新住所を機密扱いにしてもらえて、夫にも近所にも知られないようにしてくれるそうです。
夫の留守中に、こっそり逃げ出すわけです。
だから、普通の引越しほどは、時間がかけられません。必要なものを、前もってこっそりまとめておくか、何を持って出るのか、目星をつけておく必要があると思います。あまり多くの物は、持って出られないかもしれません。
私の友人の妹も、DV被害に遭っていました。彼女の場合は、友人と二人で、夫の留守中に、荷物を運び出したそうです。短時間で済まさないといけなかったので、持ち出し忘れた荷物もあったとか。
ただ、この方法、夫が仕事等で、家には絶対にいない日時に引っ越さないといけなという点が、とても難しいと思います。私の場合は、夫が在宅勤務だったので、この方法が使えませんでした。
あと、今、コロナで、在宅テレワークが増えていますよね。そんな場合も、この方法は難しいかもしれないです。
DV離婚DV別居で夫が在宅の場合に引っ越しする方法体験談
私が、実際に、引っ越した方法です。
ラッキーだったことに、元夫は、私の荷物をまとめるという協力をしてくれました。それで、「〇〇が必要です」と弁護士さんから伝えてもらって、荷物をまとめてもらいました。
その荷物を、まずは、弁護士事務所に送ってもらいました。GPSが付いていると困るので、その電池が切れる頃まで、弁護士事務で保管してもらいました。その後で、私の住所を機密扱いにしてもらって、うちに荷物を運び入れてもらいました。
引越し、2回分のお金がかかりましたが、仕方ありません。それでも、最初は、荷物全てを諦めていたので、一部でも手元に戻ってきてよかったです。私は、DVシェルターへ、キャリーケース1個で逃げました。本当に、着の身着のままといった感じでした。
「なんだか、まるで、災害にでも遭ったみたい」って、思いました。
もし、夫が荷物をまとめる協力をしてくれないとしたら、残念ですが、この方法が使えません。
だから、DVシュエルターに逃げる際に、絶対に必要なものを持って出ることを、強くおすすめします。
次章に書きますが、私には、持ってこれなくて残念な思いをしている物があります。
DV離婚DV別居で私が持ってこれなかった荷物
私は、元夫が荷物をまとめてくれました。必要なものは、弁護士さんを通じて、置いてある場所も合わせて伝えました。が、「そんなものはない、見つからない」と言われた物も、結構多かったです。う
ちは引越しが多かったので、荷物はダンボールに入ったままという物が多かったです。でも、そのダンボールが見つからないと言ったんです。それで、セーターとか毛布とか、冬物が届きませんでした。でも、これらは買うことができます。同じ物は無理だし、経済的に負担になるけど、買うことができます。
私が、持ってこれなくて、とても残念に思うのは、写真です。大学入学時からの写真、全て、1枚も届いていません。
思い出は消えませんが、写真を見て、当時を懐かしむ楽しみを奪われました。
私の若い頃は、まだフィルムカメラの時代です。だから、データもなくて。
この失敗から、DVシェルターへ逃げる時には、SDカードなどの写真データを持って出ることをおすすめしたいです。
特に、子どもの成長の記録的なものになるので、無いと悲しいと思うのです。
このように、後で買えないもので、小さくて持って出られるものは、DVシェルターへ逃げる前にまとめておくとよいと思います。
DV離婚DV別居で引越しする方法、夫が在宅の場合はどうするのか体験談のまとめ
DV離婚DV別居で引越しする時には、新住所を機密扱いにしてもらえます。夫が仕事等で確実に留守をする日を狙って、実行することになります。夫が在宅の場合は、運がよければ、私と同じ方法で引っ越せるかもしれません。
でも、DV離婚DV別居で出て行った妻の荷物、まとめてもらうことは難しいですよね。だ
から、本当に大切なもの(写真など、後で買うことができないもの)は、DVシェルターへ行く時に持って行くといいと思います。
