うつ病での仕事探しの注意点と私が激務で再びパンクした経験談

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うつ病での仕事探しの注意点を書きました。
私も、お医者さんから、そろそろ仕事をしてもいいという許可をもらったので、仕事探しをしました。残業が無さそうな職場を選んだつもりが、激務でひどい目にあいました。

今日は、うつ病でも無理して働いて、再びパンクした私の体験についてまとめてみました。

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うつ病だけど仕事してもいいと許可が下りた

私は、ずっと、「消えたいなぁ、この先、どうなるんだろう?」と低空飛行のうつ状態でした。

家事は、相変わらず洗濯と買い物ができる程度でした。料理は、私が作ったり、元夫に作ってもらったりでした。掃除は、見て見ぬふりで、ほこりでどうしようも無くなってから、何とかやっていました。

仕事は、したいとも思えず、ただただ毎日を過ごすだけで精一杯でした。それでも、少しづつは良くなっていったんですね。

で、ある診察の日に、お医者さんから、「残業がなくて無理なく働ける仕事ならやってもいいよ」と言われました。
「え、仕事?できるの?してもいいの?」と、面食らいました。

専業主婦として、穏便に生活していたので、仕事をしなくてはとは思っていなかったのです。当時、元夫は安定した仕事についていて、お金の心配はありませんでした。また、引越しうつになった当時と違って、仕事をしてないことに罪悪感も持っていませんでした。

毎日、団地でガーデニングをしていました。うつ病でしんどくて家事もできなかったけど、植物が育っていく様子を見るのは楽しく感じていました。

そんな私に、仕事の許可が下りたのです。
「仕事、してみようかな。無理のない仕事なら、楽しいかも」と、前向きに考えてみることにしました。

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うつ病なので残業が無さそうな仕事を探した

とにかく、残業のない仕事をしたいと思っていました。仕事でパンクするのは、もう沢山。本当に懲りていて、二度と残業なんかするものかと思っていました。

私には、フルタイムじゃないパートという選択肢が全くありませんでした。
土日は休みたい。
やるなら、正社員だ。
なぜか、そう信じていました。

やっぱり、元夫の給料だけで十分食べていけたので、甘えていたんです。なんでもいいから収入を得なくては。という気はなく、当時はまだそんなにできる人がいなかったパソコン仕事がいいなと思ってました。

座ってできる仕事、身体を動かさなくてもいい仕事。それが、私が無理なく働ける仕事なんじゃないかなと思ってました。

また、お医者さんから、お客さん商売は止められました。人相手だと、突発的なことやクレームがあり、うつ病でそれに対応するのは難しいそうです。それで、事務仕事をすすめられました。

で、当時は、まだインターネットがそんなに発達していませんでした。だから求人と言えば、新聞か求人誌でした。取っていた新聞に、大学の研究室秘書とか事務とかの仕事がよく載ってました。

大学なら、残業ないかも。それに、近いし。
パートだけど、土日休みで、フルタイムだし。
パソコンをちゃんとやっていれば、次の仕事につながるかも。
とも、考えていました。

お医者さんに確認すると、その仕事だったら無理なくできそうですね。と、太鼓判を押してもらえました。それで、大学関係の仕事を重点的に探すことにしたのです。

残業のない仕事だと思っていたのに激務だった

そんな都合のいい仕事は、毎週は掲載されません。ある日、ある研究室の秘書の仕事が載っていました。そこで、応募してみました。

面接と英語の試験があって、英語が全然できなかったから不採用だなと意気消沈してました。思えば、面接の時点で気づけばよかったんです。

やたらと、前の研究職時代に残業が多くて、でも頑張ってたということに興味を持たれたから。で、「ほほう、それはいいことですね」みたいな反応だったから。

採用されて、いざ仕事を初めてみると。3時間、4時間の残業は毎日でした。
午前様だったりして、元夫より帰宅が遅いこともしばしばでした。
しかも、残業代はなしです!

私の前の人が残した大量の仕事があって、それは経理関係でした。終わらせないと、業者さんにお金が入りません。それはかわいそうだと思ったし、持ち前の責任感で、文句も言わずに働いていました。

他の研究室の秘書さんは、定時に帰っていきます。
それを見て、「なんで私は、こんなに残業しているんだろう」と悲しくなりました。

ある時、新任教授の歓迎会がありました。その研究室の秘書に採用された人は、前にも秘書として働いたことがある人でした。その人が、「大学の秘書には残業がないからいいですよね」と言ったんです。もうね、怒り心頭でした。

私が採用された研究室は、その大学内で、ブラック研究室として有名でした。予算が多くて、一番忙しくて、人使いが荒い研究室としてです。

その研究室では、お局様が仕事を仕切っていました。彼女は長年働いていて、嫌な仕事を押し付けてきました。それもあって、私の立場で働いていた人は次々と辞めていたんです。大概、1年もたずに辞めていた様子でした。

「またかよ・・・」と、自分の不運を嘆きました。で、1年して、やっぱりパンクしました。

ちなみに、私が辞めた後、今度は2人採用されたようです。でも、仕事はとどこおり、仕方なく学生さんが穴埋めをしていると聞きました。

その新しく採用された人たちは、残業をしなかったそうです。
「あーあ、私も、残業なんかせずに帰ればよかった」と思っても後の祭りです。
しかも、辞める時に、教授から、「君が何の仕事をしていたのかわからない。仕事はちゃんとしてたのか?」と言われました。

また、うつ病を悪化させ、仕事への自信を失いました。

うつ病での仕事探しの注意点と私が激務で再びパンクした経験談のまとめ

前にも書いたように、うつ病での仕事探しは、無理のない範囲で働けることが大事です。残業は無いのか、仕事内容はきつくないのか。

私は、お医者に、「残業のない無理しなくていい仕事をするように」と言われていました。そういう無理のない仕事を探したつもりだったけど、実際には残業だらけでした。生真面目に仕事をこなして、再びパンクし、うつ病を悪化させました。

私は、仕事運がない。そんな気持ちになりました。

本当、とにかく無理のない仕事という条件は絶対だと思います。

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