私は30代前半で、仕事が忙しかったのとストレスのせいでうつ病を発症しました。
いったん仕事を辞めた後、症状が軽くなったので、再就職しました。が、そこもグレーな職場でして、うつ病を悪化させました。
今日は、うつ病で仕事をする時の注意点などについて考えてみました。
うつ病の患者が仕事をするということについて
うつ病でも、仕事しないと生活できない。という場合が、殆どかもしれません。
私の場合は、結婚していたので、専業主婦という名の実質は無職という状態が続きました。独身だったら、障害者年金だけでは足りないので、仕事ができなければ生活保護でした。
今までにも何度か書いていますが、生活保護は恥ずかしいことじゃないと思います。
私が、実際に仲良くさせてもらったことがある生活保護の受給者の人は、やっぱり少し不自由な生活でした。
高級化粧品を買ったり、毎日飲み歩いたりという人もいましたが、こうした消費にはお金を使えるみたいです。
でも、家具家電を買う時には、とにかく安いものを買うように言われたり。パソコンは、こっそり隠し持っていたり。今どき、パソコンは贅沢品ではないと思うのですがね。
話しを戻します。
うつ病で、普通に仕事をするのは、なかなか難しいと思います。
まず、眠いです。私のうつ病初期は、夜に眠れずに、朝は起きられませんでした。うつ病のせいだったのか、薬のせいだったのかはわかりません。
次に、集中力がないかったです。細かいことが、なかなかできなかったです。
あとは、死にたい、消えたいという気持ちが強くて、仕事をすることに目を向けることができませんでした。
もし、うつ病を発症する前の仕事を続けられるなら、職場に理解を求めて復帰するのもひとつの方法だと思います。うつ病の場合は、変化が苦手だと感じます。それで、復職できるなら、した方がいい気もします。
でも、私のように、仕事が原因でうつ病になる人も多いとも思います。その場合は、辞めた方が賢明かもしれないです。
私がお医者さんに言われたことは、とにかく無理をしないことでした。
別の記事で書きたいと思いますが、私は無理をしてしまって、うつ病を悪化させてしまいました。大バカです。
生活保護は、仕事しながらでも受けることができます。足りない分を、生活保護のお金で補う感じです。
だから、高給取りじゃなくて、まずは、自分が無理しない程度の仕事を探すことも大切だと思います。
焦るとも思います。
私が、もし、生活保護だったら?
パソコン買えないのが困るから、めちゃくちゃ焦ると思います。
うつ病であることを隠すか隠さないか
私は、最近、騒音問題のせいで、3か月ほど精神科に入院しました。入院中に、退院後の仕事についてのお話を聞くことができました。
お仕事を探す時には、
1.精神科にかかっていることを秘密にする(クローズド)
2.精神科にかかっていることを先に言っておく(オープン)
があることを知りました。
秘密にするメリットは、色々な仕事から選らべるということです。
私が、入院中に仲良くなった人で、ある国家資格を持った人がいました。その人は、それを活かして、元と同じ職種に戻ると言ってました。
それで、仕事内容が変わらないなら、給与が下がってもいいから、楽な仕事に戻るようにするとも言ってました。一人暮らしではなく、パートナーがいるので、二人の収入を合わせれば、それなりに暮らせると言ってました。
友だちの妹が、うつ病であることをオープンにして看護師として働いています。オープンにしているので、しんどい時には気兼ねなく休めているらしいです。
秘密にするデメリットは、どうしても無理をしてしまうことだと思います。私も、無理をしてしまい、二度目のパンクをしました。精神科に通っていると言ったら、その仕事には採用されなかったと思います。
精神科に通っていることをオープンにするメリットは、無理をしなくてすむということだと思います。
うつ病にかかる人って、真面目な人が多いのではないでしょうか。だから、どうしても無理してしまう傾向があるのでは?もし、うつ病だとオープンにしていれば、職場でも、無理させないように対応してもらえると聞きました。
デメリットは、仕事が限られるということです。以前、ハローワークで仕事を探してみた時のことです。
障害者雇用をしてくれる会社を検索したのですが、身体障害の仕事は見つかっても、精神障害でもOKな会社はなかなか見つからなかったです。
最近は、ハローワークに行ってないので、状況は変わっているかもしれません。それでも、仕事の選択しは少ないと思います。国家資格を持った人以外は、オープンにすると言ってました。
私は、もう雇われるのは無理だなと思うので、自営で頑張りたいと思っています。私の場合は、今は特にDV離婚のストレで、よくパニックを起こします。あとは、音がダメな聴覚過敏です。だから、外で働くということが難しいのです。
うつ病の患者におすすめな仕事は何か
では、うつ病におすすめな仕事って何?ということを、考えてみたいと思います。
私が以前通っていたディケアでは、お掃除の仕事がよく取り上げられていました。実際に、ディケアのお部屋を掃除するというプログラムもありました。
障害がある人が通う施設に、作業所というものがあります。作業所では、割と簡単な仕事をしている様子です。例えば、ネックレスを作る、箱を作る、ミシン作業などです。他には、やっぱりお掃除です。
オープンにした場合は、給料が低い場合が多い様子です。一人暮らしだと、生活できないかなと思います。それでは、困りますよね。
でも、こんな企業があります。チョークを作っている「日本理化学工業株式会社」では全体の70%が知的障害者です。
また、クロネコヤマト系列の「スワンベーカリー」は、障害者が自活できるだけのお給料をもらえるようにという理念で作られています。こうした企業は、まだまだ少なくて、だから目立ちます。
私が、もし、雇用してもらって働くとしたら、内緒にしていて痛い目にあったので、オープンにして探そうと思います。もしくは、絶対に残業が無さそうな仕事を、双極性障害であることは隠して探すかです。
もう、無理はできないです。無理して、また調子が悪くなったら困ります。職種を問わず、残業がないとか、規則的であるとか。という条件は外せないのかな、と思います。
他には、自分のペースで仕事を組みやすいクラウドソーシングなどかな。クラウドソーシングも、締め切りがあったり、クライアント側がブラックだったり(私が経験済)しますが、外で働くよりは融通が利くのかもしれないです。
うつ病で仕事する時の注意点とおすすめな仕事は何かを考えてみたのまとめ
うつ病で仕事をする場合には、
・うつ病で精神科にかかっていることを秘密にする
・うつ病で精神科にかかっていることをオープンにする
という二つの道があります。
どちらにもメリット、デメリットがあるので、自分の状態や職歴を見ながら、よく考えて欲しいと思います。
とにかく、無理は禁物だと思います。