コロナの影響で、在宅のテレワークが導入されてきています。DV家庭では、普段なら、夫の留守中だけは安心してすごせたのではないでしょうか?でも、一日中、夫が家にいるようになると、緊張感も高まると思います。DVシュエルターに避難しようとしていた方は、いつどうやって逃げるのか、お困りかもしれません。
今日は、私がDVシェルターへ行った日とのことをお話しつつ、このコロナ下の状況でDVシュエルターへどう逃げたらいいのか、まとめてみました。
夫が在宅テレワークになりDVシュエルターに逃げづらくなってない?
夫が、在宅のテレワークになって、DVシェルターへ逃げづらくなった方がいるのでは?と、心配しています。
普段、何ごともなく過ごしてきた夫婦でさえ、「コロナ離婚」という言葉が生まれるほど、夫婦間の問題が浮き彫りになっています。ましてや、DV家庭では、もっと問題が大きくなっているのではないでしょうか。
私の場合は、コロナとは関係なく、元夫が在宅勤務でした。だから、心の逃げ場がありませんでした。
そのことを思うと、DV家庭で夫が在宅していることは、とても危険だと思うのです。
私がDVシェルターへ行った日のこと
私は、婦人相談や女性センターへ相談へ行く前にDVシェルターへ行きました。
家を出る3か月ほど前から、元夫はおかしくなりました。一番おかしくなったのは、お金遣いの荒さです。
クレジットカードの支払いが、月に200万円近くになりました。
あとは、行方不明になったり。今まで朝帰りなどしたことがなかったのに、朝帰りが続いたり。
夜中の2時に、ふと起きると、元夫が帰宅していない。事故?と心配して電話すると、「帰りのタクシー代がないから帰れない。今から、お金持ってきて欲しい」という無茶を言う。
その時は、着いたらタクシー代を払うから、とりあえず帰ってくるように言いました。それで帰ってきたんですが、タクシー代を払っても、タクシーから降りませんでした。その上、「3万円」と言って、手を出したのです。
タクシーの運転手さんは困り果てていたし、怖かったので、お金を渡しました。すると、また、どこかへ消えてしまいました。
とにかく、夜、帰ってこかったんですね。そして、「〇〇で、偶然、友だちに会って飲んでた」とかいう、白々しいウソを言い続けました。
こいつ、おかしい。
このままでは、家計が火の車になる。
このままでは、生活できなくある。
元夫に浪費を止めるように説得しても、無駄でした。逆切れされたりもしました。
家を出た日は、夕方に帰宅した時から酔っているようで、様子がおかしかったです。
そして、いきなり、
「メシ、さっさと作れ」
「お前は、何もできないくせに」
と、ののしり始めたのです。明らかに様子が変で、暴力をふるわれそうでもありました。
それで、警察に電話して、来てもらいました。警察の方が見ているところで、簡単に荷物をまとめました。そして、そのままシュエルターに行ったのです。
パソコンを持って出たのは、正解でした。こうして、ブログを書けているのですから。
夫が在宅テレワークになった時のDVシュエルターへの逃げ方は?
夫が留守であれば、時間的にも精神的にも余裕をもって荷物をまとめられるかもしれません。でも、在宅テレワークで、ずっと家にいられたら、難しいでしょう。
そんな時は、私がしたみたいに、警察の手を借りるのも一つの方法だと思います。さすがに、警察の人がいる前では、ひどいDVはしないでしょうから。
私には余裕は全くなかったけれど、前もって、何を持ってでるか。考えておくだけで、全然違うと思います。特に、子どもさんがいる場合、必要なものも増えると思います。
警察の対応は、地域によってまちまちかもしれません。でも、婦人相談や女性センターに相談していると言えば、わかってもらえる可能性は高くなる気がします。
何度も繰り返しになるかもしれませんが、婦人相談や女性センターを活用して欲しいと思います。ただ、夫が在宅テレワークだと、なかなか相談するのも難しいかと思いとは思います。
夫が在宅テレワークになった場合のDVシュエルターへの逃げ方のまとめ
夫が外で仕事している場合は、留守中にシェルターへ逃げることが可能です。しかし、今は、コロナの影響で、在宅テレワークが増えています。この場合は、荷物をまとめて逃げることが難しくなるのではないかと思います。
私は、警察の方に協力してもらって、元夫が家にいる時に、家を出ました。
警察を頼るのも、一つの手だと思います。