DV別居、DV離婚して、つくづく一人ぼっちは寂しいなと思います。前に、「一人ぼっちでも支えてくれる人たちがいるから癒されている」と書きましたが、実はとても寂しく感じていることが判明しまいした。
今日は、寂しさを自分でケアする方法についてまとめてみました。
DV離婚で一人ぼっちはやっぱり寂しいなと実感した
私は、DV離婚して約1年半になります。その間、家には、親友が一人訪ねてきてくれただけです。住所を教えてないので、割と近くにいる友だちは訪ねてきてくれません。
DV別居DV離婚で、何が寂しいって、住所を内緒にしているから、これまでの友だちが来てくれないことです。
それと、手紙が来ないことです。
私は、手紙魔なので、これが結構寂しいです。特に、年賀状が来なかったのには泣けました。
それでも、訪問看護やヘルパーさんが来てくれているので、本当の一人ぼっちじゃない。
けれど、3か月近く入院して、朝、「おはよう」、夜、「おやすみ」を言える生活をして、とてもとても嬉しかったです。
こういう家族がいたら当たり前に言える言葉を、1年半言ってなかったです。
自分では気づかなかったけど、言葉に飢えていました。
私は、音がうるさかったり、原因不明で不安になったりで、パニック状態になる時があります。
そんな時、「なんで一人ぼっちなんだよ?なんで離婚しなくちゃいけなかったんだよ?一人ぼっちは嫌だよ」と涙を流しています。
訪問看護やヘルパーさんが来てくれて、それでかなり癒されてはいるんだけど、家族がいる生活と比べたら寂しい。その寂しさに蓋をしてきたけど、やっぱり寂しいものは寂しいんだ。でも、「寂しいなんて思っちゃダメだ」と思って頑張ってきました。
が、それは結構しんどかったです。寂しさを、寂しいと言っていいんだよ。と、自分に許可を出してあげないと辛いと思います。
入院して友だちになった人たちは、元夫とは無関係です。だから、住所交換ができました。内心は、ちょっと不安だけど、住所交換できるのが幸せだと感じました。
これが、普通の離婚だったら、住所を教えられると思うんです。でも、DV別居やDV離婚では、それはできない。辛いです。
入院した病院で久しぶりにハグして嬉しかった
突然ですが、私はハグが好きです。
他界した母と最後にちゃんと話しができた時、別れ際にハグしました。母は、ハグに慣れていないので、母の腕は私の背中には回らず、下がったままでしたが。後で、「急に抱きつくから、びっくりしたよ」と言われました。
ハグしたら、母が小さくなっていて、驚きました。母は、肺がんで他界しています。抗がん剤の副作用とかで、ガリガリに痩せてました。最後に、母をハグできてよかったと思います。
話しを戻します。
入院中に友だちになった子で、ハグ好きな子がいました。彼女は、家族、特にお姉ちゃんとよくハグをしているそうです。私がパニックを起こして泣いてた時、ぎゅっとハグしてくれました。
それで、実感したんです。私は、ふれあいに飢えていたことを。
メールやSNSは、私を助けてくれています。これがなかったら、本気でヤバいです。そして、訪問看護やヘルパーさんとは直接会話ができるので、癒されています。
でもでも、ハグほどは癒してはくれない。実際のふれあいほどは、癒してはくれないのだと気づいたのです。久しぶりにハグして、本当に嬉しかったです。退院して、もうハグできないんだ。と思ったら、めちゃくちゃ寂しかったです。
コロナの影響もあるので、この時期にハグ???と、不審に思われるかもしれません。でも、病院では感染症対策は万全だったので安心です。
日本も、ハグがもっと普通にできればいいのに。ハグする文化のせいで、コロナの感染拡大が起きているという報道もありました。だから、気軽にハグはできないけど、もっと沢山ハグしたいと思っています。
自分で自分をハグしてケアするのは大切だと思う
じゃあ、一人ぼっちで生活している私は、もう癒されないのか?というと、そこそこなら癒せるらしいです。
私は、入院中にカウンセリングを受けていました。その時に、脳は意外とバカなので、自分で自分をハグしたり、バタフライハグというのをすると、結構幸せになれるそうです。
バタフライハグというのは、手を胸の前で交差させて、胸をパタパタと軽く叩くというものです。入院中、早速そのバタフライハグというのをやってみました。私には、効かなかったです。バタフライハグ、効く人にはものすごく効果的らしいです。
カウンセラーさんが、『セルフケアの道具箱(伊藤絵美著)』という本を紹介してくれました。退院後は、パニックになった時に、実際にワークをやっています。
効果があって、以前よりはパニックからの立ち直りが早くなりました。私はまだ、2章までのワークまでしか進んでいませんが、いくつかご紹介したいと思います。
1.自分の苦しさを認めて受け入れる
この部屋で大きな声は出せないし、パニックになっている時に紙に書くのは無理。ということで、小声て、「私は、寂しい」、「私は、辛い」、「私は、しんどい」と何度もつぶやきます。涙があふれてきますが、何となく落ち着きます。
2.手を使って身体をなでたり、トントンする
腕をさすることや、病院ではあまり効果がなかったバタフライハグをしています。家では、効果があります。特に、なでるのが私には効果的です。
3.大きな布やストールや毛布にくるまれる
私は、今、触り心地のいいガーゼケットで寝ています。そのガーゼケットを頭からかぶっていると、何となく落ち着きます。
4.身体の一部にギューッと力をこめた後、その力をパッと抜く
肩を力を込めてぐっと挙げてから、パッと力を抜いたり、手をぎゅっと握ってから、パッと離したりしています。これも、私には効果があって、身体の緊張が少しほぐれます。
5.大げさに息を吐きまくる
これ、これ効きます。パニックを起こすと過呼吸気味になってしまうと思うんですが、それを阻止してくれます。
今まで、よいと言われる呼吸法を試してきましたが、どれも難しくてできませんでた。でも、息を大きく吐くだけなら簡単です。
6.何かをギューッと抱きしめる
これは、ハグの代わりになるのかなと思います。今は、タオルケットを丸めて抱きしめています。本当は、抱き枕がいいとカウンセラーさんは言ってました。でも、ワンルームに抱き枕を置くのは、スペース的に難しい気がします。
7.「自分の心を一人ぼっちにしない」と心に決める
これを読んだ時、なんやねんそれ?と、思いました。が、これが意外と効果あるんです。
自分で自分を味方にすると感じで、一人ぼっちじゃないんだと思えてきます。
8.SNSを活用する
と言っても、DV別居やDV離婚の場合は、住所がバレるのが怖いので注意が必要だと思います。
私は、投稿やコメントはしていません。Facebookのメッセンジャーで、友だちと関わっています。
あとは、匿名で参加できるクローズドのSNSでは、積極的に交流しています。これが、とても楽しいです。
ワークは全部で100あります。私は退院後もカウンセリングを受けることになっていますが、こうしたセルフケアもやっていこうと思っています。
DV離婚でやっぱり寂しいので自分で自分をケアするのは大切だと思うのまとめ
DV別居やDV離婚の寂しさは、特別なものがあると思います。誰も訪ねてきてくれないとか、手紙が来ないとか。
傷ついているとか。
でも、自分で自分をケアすることはできると思います。
以前も書きましたが、自治体の女性相談を活用するのもいいと思います。
一人だけど、一人ぼっちじゃない。そう言い聞かせています。