起業をしようと思ってマイケル・ガーバーの講座に参加してみた

*当サイトにはプロモーションが含まれます

ネットビジネスの高額塾で300万円を失い、どうしていいのか途方にくれました。

やっぱり、実際に商売した方がいいんじゃないか。と、思っていた矢先、私は、ある起業の神様の講座を知ったのです。迷わず参加したんですが、これまた結果は得られませんでした。

その講座の良し悪しではなくて、私の取り組み方の問題です。

今日は、私が受講した起業スクールについて、まとめてみたいと思います。

スポンサーリンク

高齢者福祉の起業を本気でしようと思っていた

元夫は、とうとう、5年契約の研究職の契約延長をしてもらえませんでした。

それで、彼は、普通の会社の研究職を探してきて、また転居しました。東京まで、また1時間半くらいの所でした。
元夫のお給料は、当時、年収1,000万円でした。
それだけあれば、不自由なく暮らせました。

でも、私は、相変わらず焦っていました。
パートタイマーで得られる、家計を補助するお金じゃだめだ。
元夫が解雇されても大丈夫なように、一家を支えるお金を稼がなくちゃダメだ。
そう思っていました。

かと言って、当時、私は40歳になった頃で、普通に正社員になるには年を取りすぎていました。
なんの取り柄もなかったです、仕事に役に立つ資格もなかったですし。

それで、昔、失業保険をもらっていた時に、起業関係の講座を受講したことを思い出しました。
「そうだ、起業だ!」

雇われて働けないなら、自分で起業するしかない。
まあ、今も、自営で働こうとしているので、その頃と何も変わってないようなんですが。

当時は、高齢者福祉施設をつくろうと思ってました。私の専門は、高齢者住宅でした。最初の仕事で、自治体の福祉係で働いていた時に、「家族での介護には限界がある」と思ってました。

だったら、プロが介護する施設を運営すればいいのでは?と、もうね本気で単純に思ってました。
特別養護老人ホームをつくろう、と思ってました。
いくらかかると思ってんの?
お金、どうやって集めるの?
と、突っ込みを入れたいです。

スポンサーリンク

小規模な企業を作るマイケル・ガーバーの講座に参加してみた

その頃、どうやって知ったのか、また覚えてないんですが、マイケル・ガーバーというアメリカ人を知りました。起業の神様、スモールビジネスのアドバイザーということで、アメリカでは有名らしいです。

そのマイケル・ガーバーの教えを学べるスクールがあるというのです。東京で開催されていて、半年で20万円でした。東京、行けるし。即決で、参加を決めました。

私の時には、私を含めて4人が参加してました。看護師さん、居酒屋の経営者、コーチという顔ぶれでした。週に1回、集まって、資料の読み込みや、ディスカッションをしました。最後は、自分のビジネスの計画も立てました。

当時の資料は残ってなくて、実際に何をしたのかは、よく覚えていません。
そこで、私は、どんなビジネスをするかという問いに、「特別養護老人ホームを運営する」と答えたんです。でも、それは土台無理な話でした。

マイケル・ガーバーの講座を、別の場所で開催している、サービス付き高齢者住宅を運営している看護師さんにお会いして聞いた話しです。当時は、もう、国が特別養護老人ホームを新たに作るというのは、基本的には止めていると。

もし、そうでなかったとしても、億単位のお金をかき集める手段は、私にはありませんでした。
他の3人は、もっと現実的なプランを立てていました。
私は、夢見る夢子ちゃんでした。

マイケル・ガーバーの講座では自分は変れなかった

一緒に講座を受けた中で、コーチをしている人はとても上手くいっています。
コーチというのは、カウンセラーと似ています。が、もっと、前向きというか、実践的というか、スポーツのコーチのように伴走してくれるというか。そういう存在です。

彼は確か、「アジアの子ども達に夢を持ってもらう社会をつくる」という目標をかかげていたと記憶しています。
今は、企業のコンサルタント的な仕事をしたり、ビジネスマン・ビジネスウーマンのコーチをしたりしている様子です。
講座も、よく開催しているようですし、本も何冊か出しています。自費出版じゃなくて、ちゃんと出版社から出ています。

私はと言えば、特別養護老人ホームをつくるというのは絵に描いた餅でした。そもそも、なんで特別養護老人ホームだったのかというと。

私が自治体の福祉係だ働いていた時に、介護疲れで父親を殺害してしまった人がいたからです。あとは、お世話になった特別養護老人ホームの園長が、とても楽しそうに仕事していたから。他には、自分は親の介護を思い切りできるかと問われたら、無理としか答えようがなかったから。

という、我欲も沢山入っていたから、実現に向けての難関を突破できないと思いました。

とにかく、やるにしても、それはスモールビジネスの域を超えてました。だから、マイケル・ガーバーの教えでは無理って感じでした。

今の私だったら、もっと小さく始めて大きく育てる。というビジネスを考えると思います。ちょっと具体的にはすぐに思いつかないんですが。

例えば、この後にボランティアへ行った、ものすごく小さな高齢者ディケアのようなこじんまりとしたものを運営するとか。そこは、マンションの一室を改築したスペースで運営されてました。

今は、元手がすごく少ないネットビジネスをしようとしています。

ただ、マイケル・ガーバーの教えだと、「自分が働かなくても、組織・仕組みが働いてくれてお金が入ってくる。自分が病気とかで働けなくても、収入がある」というのが起業の理想だそうです。

だから、ネットビジネスは、そこはマイケル・ガーバー的には違うビジネスかもしれないです。
さっき書いたコーチをしている人も、仕組み化はできてなくて、自分が頑張って仕事して収入を得ています。
仕組みに働いてもらうのは、そう簡単ではないと思いました。

こうして、私は、またも何も変わることができなかったのです。

起業をしようと思ってマイケル・ガーバーの講座に参加してみたのまとめ

10年ほど前、元夫が契約更新をしてもらえず、別の企業で働き始めた頃、私は、一家を支える収入を得なくてはと焦っていました。

でも、正社員になるのは無理。
そこで起業を考え、アメリカでは有名なスモールビジネスのコンサルタントのマイケル・ガーバーの講座に参加してみました。

が、私は何も変わることができませんでした。
やっぱり、どこかで、元夫がなんとかしてくれるだろう。
と、甘えていたんだろうと思います。

スポンサーリンク
おすすめの記事