私は、DV別居でアパートの部屋探しをしました。当時、私は、無職で、収入は障害者年金のみ。あとは、持ち出したお金。調べてみると、無職のアパート探しは難しそう。
でも、私はなんとか、部屋を借りることができました。今日は、その体験談をまとめてみました。
無職のアパート探しをネットで始めてみた
アパートを、どうやって探そう。と、思い。長年の連続引越し生活(夫の転職のため)で培った技を生かすべく、ネットで物件探しを始めました。
以前、飛び込みで入った不動産屋で、あれよあれよと契約させられてしまったことがあります。もっと、色んな物件を見て決めたかったのに。離れた場所への転居だったので、家賃相場もわかっていませんでした。
それで、今回は家賃相場をきちんと調べて、納得して部屋を借りたいと思ってました。
それまでに、何回もネットで部屋を探してきたので、慣れたものです。
アパートの一括サイト(SUUMOとか)で、条件を入れて、やってみました。私の場合、収入的に出せる家賃は、4万円まで。そうすると、ワンルームか1Kか、とてもとても不便な場所にある古い物件かになりました。
それまで、二人暮らしということで、それなりに広い部屋に住んでいました。会社の規定で、家賃45,000円まで。という時も、なんとか3DKを探し出したものです。
ところが、掘り出し物がなかなか見つかりません。それもそのはず、私が物件探しをしたのは、3月半ば。ちょっと難アリ(不便な場所とか)だけど、お得な物件が出回ってなかったんです。
それから、最初は、仕事を探すことを考えて、ある学生の多いエリアで探してました。当然、単身用の、学生さんが好みそうな、小ぎれいな部屋が多かったんです。
私は、古くてもいいから、畳の広めの部屋がよかったんですが、見つかりませんでした。
無職のアパート探しは門前払いの連続だった
ネットで相場を調べて、いざ不動産屋さんへ行ってみました。「部屋を探しているんです」と言ってお店に入ると、最初こそは笑顔です。
でも、無職だと伝えると、
「どうやって、家賃を払うつもりですか!」と、責めよられました。
「障害者年金と、財産分与のお金で・・・・」と答えたものの、
「うちは、無職の方には部屋をお貸しできません」と、断られました。
そんなことを、何回か繰り返しました。
他には、「どんな障害を持っているんですか」と、聞かれたくもないことを聞かれ、病名を店中に聞こえる声で連呼されたり。私、部屋、借りられるんだろうか?
不安になりました。
しかも、最初は、保証人もいませんでした。私には子どもがおらず、弟に頼むしかなかったのですが、はじめは断られました。
無職50代のアパート探しで部屋を借りられました
表通りにある大手に行くからダメなのでは?と、思って、少し離れた場所にある不動産屋さんへ行ってみました。そこでは、保証人がいないことを話しました。
難しいなとは言われましたが、いくつか物件を紹介してもらえました。ただ、4月になっても空いてる部屋なら、大家さんも、空き部屋にしておくくらいなら借りてもらおう。
となって、借りらえる可能性はあるけれど、今の時期は厳しいかも。と、言われ、そこでは具体的な話にはなりませんでした。
ここまでの状況を弟に話すと、さすがにこのままだと部屋を借りられないかもしれない。そう思ったのか、弟が保証人になってくれました。
その後、また離れた場所にある、別の不動産屋さんにも何件か行ってみました。門前払いだったところもあったけれど、1件、とてもよくしてくださった不動産屋さんがありました。
担当者の方がすごくいい方で、「この人から借りたい」と思いました。家賃4万円以下の物件を、いくつか内見させてもらいました。
今も居住中で中が見れない物件は、外観だけ見に連れて行ってもらいました。図面では、和室6畳と書いてあったけど、行ってみたら、実際には4畳半くらいの広さしかなかったり。図面で見ると、お台所が現実問題として使えなかったりとか。いいなと思った物件は、予算オーバーだったり。
その不動産屋さんで、その担当者の方から借りたかった。でも、無理でした。
もう、このエリアで探すのは無理かなと思って、部屋探しに仕える最終日は、違うエリアへ行くことにしました。その違うエリアの情報は、ネットで仕入れてませんでした。それで不動産屋さんに、飛び込みで入りました。
その店で、無職であること、障害者年金を受けていること、財産分与のお金があることを話しました。
すると、「お仕事は探される予定なんですよね?」と聞かれました。
速攻で、「はい!」と答えると、話はそのままスムーズに流れました。
そっか、仕事を探すつもりですって言えばよかったのか。
実際、仕事は探すつもりだったので、うそはついてないし。
無職の方に紹介できるのは、こちらの2物件です。と、図面などを見せてくれ、内見に連れて行ってもらえました。内見して、そのから、今の部屋を決めました。
その後、もう一つ、別のエリアでもあたりを付けた物件があったので、それを扱っている不動産屋さんへも行ってみました。でも、その物件は、管理会社が厳しいとかで、無職だと借りられないとのことでした。無職でも借りらえる物件は、管理会社の審査が甘いところなんだなと知りました。
そのお店では、2物件紹介されましたが、先ほど決めた物件の方が好きでした。
その不動産屋さんで、「お仕事を見つけてもらったら、紹介できる物件は増えるので、先にお仕事見つけてください」と言われました。いやいや、50代の長年専業主婦が、そんな簡単に仕事見つからないから。
DV別居だから、部屋を急いで借りないといけないから。仕事を先に探すとか、無理だから。内心、そう思ってましたね。
無職50代女性のアパート探しで実際に部屋を借りられるまでの体験談のまとめ
無職の50代でも、部屋を借りることができました。
門前払いを沢山されるのは、仕方ないことです。でも、管理会社の審査が甘い物件なら、紹介してもらえることがわかりました。
無職は、大きなハンデです。
でも、仕事は探す予定です。
と言えば、何とかなると思いました。
でも、さすがに貯金0だと厳しいかもです。
最初の、敷金礼金などの初期費用の他にも、家賃数か月分は貯めておいた方がいいんじゃないかなと感じました。