DV離婚だけど結婚生活は楽しかったので夫死ねとは思わない

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離婚した場合、特にDV離婚の場合、ネットで見てみると、「夫、死ね」と思われる方が多いような気がします。でも、私は夫死ねとは思わないんです。

それは、楽しかったことの方が多かったから。もしくは、まだ共依存から抜け出せてないから。だと、思います。

今日は、私の結婚生活について、お話させてください。

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結婚生活21年は山あり谷あり総じて楽しかった

私の結婚生活は、約21年で幕を閉じました。

元夫の、経済的DVのせいで離婚しました。お金を湯水のように使い、家計破綻の恐怖を覚えたからです。
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経済的DVとは何か?お金を湯水のように使われた我が家の体験談

DV離婚したけれど、振り返ってみて、結婚生活は総じて楽しかったです。直接の離婚の原因になった経済的DVも、別居の3か月前から始まっただけだったし。それなりに、山あり谷ありでした。谷は、

1.私がいきなり引越し鬱になったことです。
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2.仕事が多忙すぎて、私がうつ病を発症したことです。
3.元夫も、持病を持つようになったことです。
4.元夫は持病のせいで、上手く働くことができなくなり、期限付きの仕事の契約延長をしてもらえませんでした。
5.元夫は、その後、仕事を転々としました。

長い派遣先で3か月、短いと2か月というサイクルで職場が変わり、引っ越してました。引越し生活は大変だったけど、色々な土地に行けて、それはそれで楽しかったです。楽しみを見出さないと、やってこれなかったというのも事実です。

最後は、登録派遣で仕事をしてましたが、そこも解雇されてしまいました。

その時には、すでに離婚してましたので、元夫だけが生活保護になりました。

ざっと、大きなものでこれくらいです。間に、私の両親の死去もありました。私には、子どもがいません。子育て中に、夫が手伝ってくれないとかで仲たがいするということは、ありませんでした。

谷の時期も含めて、周囲も認める仲良し夫婦でした。休日には、一緒にお出かけ。記念日には、一緒に料理したり、ケーキを焼いたり。元夫は料理が得意なので、ご飯はよく作ってくれました。

一生一緒に、仲良く暮らすんだ。ずっと、信じてました。が、それは、元夫の経済的DVによって終わったのです。

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結婚生活終わりの方は性的DVに悩まされた

以前にもにも書きましたが、結婚生活の終わりの方には、性的DVを受けていました。

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私が受けてきた性的DVの体験とその結果どうなったのか

生々しい話になりますが、女性は、男性とは違って、すぐには準備OKにはならないですよね。

うちは、日ごろから、ハグしたり、キスしたりはしてました。でも、性交渉はなかった。なんでだろう?前にも書きましたが、痛い思いを繰り返したから。元夫のことを、男性じゃなくて、家族としか見れなくなっていた。

痛い思いをした。というのが、今思えば大きかったです。結婚前はそうじゃなかった。でも、ある時期から、自分だけ気持ちよくなれればそれでいい。という感じになってしまいました。

こちらの気持ちや、身体の状態などお構いなしでした。白けませんか?私は、「大事にされてない感」が強くなって、拒否反応を起こすようになっていたと思います。それでいて、子どもが欲しいと言う。私だって、子どもは欲しかった。

でも、そんな調子なので、「しよう」と言われると、身体がきゅっと固くなってしまいました。で、性交渉できない。すると、元夫は、やっきになる。

仕方ないから、自分だけでも気持ちよくなりたい。自慰行為を手伝え。となりました。

最初は、性交渉を勘弁してもらえるなら、手伝うくらい何でもない。と、諦めてました。でも、だんだんと、「なんか、おかしい。嫌だ」と思うようになったのです。

こんなことを言うと、男女差別だとか言われるかもしれません。でも、あえて書きます。

病気でちゃんと働けなくなって、収入が不安定になって、私にことを安心させてくれなくなって。安心させてくれない男は、男じゃない。と、思っていた気がします。働けなくても、安心させてくれれば、それでよかったんです。

でも、賃貸マンションを出た後の修繕費が払えなかった時。私の名義で借金をして、知らんぷりされた恨み。
私が、子宮にポリープができて、検査入院をするかもしれなかった時。そんなお金はない、自分は知らない、知ったことじゃない。と、言われた時。

お金のことを、一緒に考えて欲しかった。
夫婦なんだから、私にだけ借金を押し付けたり、治療費が払えないと突っぱねたり。

そういうの、恨みとして残っているから。大好きだったし、一緒にいて楽しかった。でも、どっかで冷めた自分がいました。

お金問題って、大事ですよね。

DV離婚したけれど夫死ねとは思わない

DV別居してから1年経った頃、私は、精神的にひどく不安定になりました。

あんなに楽しく過ごしていたのに、DV離婚してよかったんだろうか?逃げないで、一緒にいる方法はなかったんだろうか?それを自分に、何度も問い、その度に、自分の選択は間違ってなかったんだ。と、自己肯定し。でも、また問いを繰り返し。

そんことを、1か月以上続けました。

知人で、DV離婚ではなく、普通の離婚をした人がいます。その人は、元夫が、事故にでも遭って死ねばいいのにと思っているそうです。でも、私は、そうは思えない。暴力も1回とはいえ、あった。性的DVも、受けていた。最後は、経済的DVも受けた。

でも、元夫は本来は優しい人だと、28年の付き合いでわかってる。だから、夫死ねとは思えないのです。

DV離婚だけど結婚生活は楽しかったので夫死ねとは思わないのまとめ

私の結婚生活は、ほぼ、楽しかったです。

1回の暴力と、性的DVと、最後の経済的DV以外は。それだけDVを受けたのに、楽しかったと言えるのか?はい、言えます。

今、これを書いている時、もしかしたら、まだ共依存から抜け出てなくて、それで楽しかったと言っているだけかもしれません。

でも、トータルで見ると、楽しかったことが8割以上です。だから、私は、夫に恨む気持ちもありつつも、憎い!!!とは思えません。夫死ねとも、思えません。

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